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  • 嫁と僕、愛犬ゆず子を巡るそれぞれの想い

    嫁と僕、愛犬ゆず子を巡るそれぞれの想い

    愛犬のゆず子と過ごす日々は、喜びと発見に満ちています。しかし、その一方で、僕と妻の間でゆず子との過ごし方について、ちょっとした「考え方の違い」があることに気づかされます。

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    妻の考え:ペットホテルという選択

    妻は、旅行などで家を空ける際、ゆず子をペットホテルに預けることを提案します。彼女の考えはこうです。「長時間の車移動は、ゆず子にとってストレスになるのではないか? それよりも、環境の整ったペットホテルでゆっくり過ごした方が、ゆず子のためにも良いのではないか」と。確かに、専門の施設であれば、温度管理や食事、運動など、きめ細やかなケアが期待できます。

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    僕の考え:やっぱり一緒にいたい

    一方、僕は「ゆず子は仲間と一緒に過ごしたいのではないか?」と考えてしまいます。僕が出かけるとなると、「私も一緒に連れていって!」と、ゆず子が心の中で思っているような気がしてならないのです。

    ゆず子の行動から見えること

    ゆず子の行動を見ていると、僕の考えが間違っていないように思える瞬間がたくさんあります。(勝手な思い込み)

    ゆず子にはお気に入りの場所があります。ケージから出すと、一目散に縁側に走っていきます。僕がケージの掃除をしていると、「何してるの? 縁側に行かないの?」とでも言いたげに、様子をうかがいに来たり、僕を迎えに来たのかと思うほどそばから離れません。

    また、リビングの隣の部屋で遊ばせている時のことです。妻と僕が話しをしていると、「なにしてんの?」とばかりに、一人でいるのが嫌なのか、様子を見にリビングまでやって来ます。ケージから出されて自由にしていると思いきや、いつも僕たちのことを気にしているようです。

    遊び疲れて犬用のマットで休んでいる時も、僕たちがそばにいると、そこを離れずに外を眺めています。でも、僕たちが一人にすると、すぐに僕たち二人の姿を探しにリビングまでやってくるのです。

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    親心とペットの幸せ

    これらのゆず子の行動を見ていると、やはり「家族と一緒にいたい」という気持ちが強いのではないかと感じます。ペットホテルに預けられ、ケージに入れられて過ごし、夜中も一人ぼっちで朝を迎える……。そう考えると、親心としては胸が締め付けられます。

    もちろん、妻の言うことも理解できます。ゆず子の負担を最小限に抑えたいという愛情からくるものです。どちらの考えも、ゆず子のことを一番に思っているからこそ生まれるもの。

    皆さんは、愛するペットとの旅行や留守番について、どのように考えていますか? 問い合わせフォームかコメントでご意見をお聞かせ頂けると幸いです。

  • 愛犬ゆず子との旅、夢への第一歩やで!

    愛犬ゆず子との旅、夢への第一歩やで!

    (扇子をパンと叩き、顔を上げて)

    「えー、皆様、本日もようこそおいでなすった。ご機嫌ようさんでございます。さて、本日は、わたくしがうちのワンコ連れて出かける為の宿探しの出来事を、一席申し上げます。どうぞ、最後までお付き合い願います。」

    愛犬家のみんな、それに温泉好きのみんなも、まいど!うちのかわいい家族、ゆず子(メス)が来てからな、もうずーっと頭の中は「ゆず子と温泉宿に泊まりたい!」って夢でいっぱいなんや。ゆず子が家族になってから(2024年6月)、俺のスマホは温泉宿の検索履歴でぎっしりやで。「またスマホで遊んでるんか!」なんて嫁はんには言われるし、ペットショップの店員さんにも「まだ早いんじゃないですか?」って諭されたり…でもな、一回決めたら(人の迷惑考えず)とことんやったるのが、この俺、父ちゃんやで!

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    最初の壁と作戦

    最初にヒットした宿は県外の草津温泉やった。けどな、利用条件に「満一歳以上の犬」って書いてあるやん。まだちっこいゆず子には早すぎる…てことで、計画は一旦お預けになったわ。そこで俺が立てた作戦は、

    「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

    の精神で、まずは嫁はんのお気に入りの温泉地情報を集めること。狙いは長野県千曲市戸倉上山田温泉に絞ったんや。

    執念の宿探しやで!

    俺は観光協会の宿一覧(2025年4月10日調べ)から29軒に絞った宿に片っ端から電話しまくったんや。(嫁はんにはないしょで)「犬と一緒に泊まれますか?」って問いに対する返答のほとんどは「ペット連れでの館内のご利用はお断りしております。入口近くにリードで繋いでいただくか、お客さまの責任でワンちゃんだけ車の中でお過ごしいただくようになります。」っていう、もうなんとも厳しいもんやったわ。正直、心が折れそうになったで…。せやけどな!26番目に電話した宿から、ついに「ペット同伴可能」っていう夢みたいな返事が来たんや!この時の父ちゃん、もう有頂天!喜びが爆発したで!検索しても出てこんかった宿を見つけた時の感動いうたら、もう!

    AIの進化にびっくりや!

    これで残すミッションは、最大の難関、心配性&潔癖症?の嫁はんを説得するだけ!果たして…って意気込んでた後日な、ふと思い立って「戸倉上山田温泉 ペット同伴可能 宿」って検索してみたら…なんと!俺が執念で探し出した宿が、ちゃんと検索結果に出てくるやんけ!「やってもうたー!」って思わず叫んだで(笑)。AIの進化ってホンマにすごいな!俺の苦労は一体…と思いつつも、これでゆず子との温泉旅行の夢がまた一歩現実に近づいたって、改めてワクワクしてるんや。さて、次はどうやって嫁はんを説得するか…引き続き頑張るで!ゆず子との旅の進捗はまた報告するわな。

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    早く旅行に行きたいと、だいぶ焦っているようでございますがはたしてどうなることやら。

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    (扇子を閉じ、高座を叩く)

    おあとがよろしいようで。

  • ゆず子と行く! 軽井沢アウトレット!~犬も歩けばカートに当たる編~

    ゆず子と行く! 軽井沢アウトレット!~犬も歩けばカートに当たる編~

    (扇子をパンと叩き、顔を上げて)

    「えー、皆様、本日もようこそおいでなすった。ご機嫌ようさんでございます。さて、本日は、わたくしが4月に、うちのワンコ連れて出かけました、軽井沢アウトレットでの出来事を、一席申し上げます。どうぞ、最後までお付き合い願います。」

    父ちゃん:どうもどうも、父ちゃんですわ。今日はお日柄もよう、こんなええ日に、わざわざ遠く軽井沢までやって来たっちゅうねんから、何かあると思いまへん?

    ゆず子:ワフッ! (せやで! うち、ゆず子でしゅ!)

    父ちゃん:そうそう、隣に おるのが、うちの愛娘、ちっちゃなチワワのゆず子でんな。無事に1歳を過ぎた記念に、初めての遠出したいちゅうことで、ペットカートを買いに来まして。…せやけど、話はそう単純にいかんのやなぁ、これが。

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    ゆず子、アウトレットで吠えまくり事件!

    父ちゃん:アウトレットに着いてな、車降りて「さあ、行くで!」ってなもんや。そしたら、うちのゆず子が、いきなりの「ワンワンワン!」の大合唱! 周りの人にも、景色にも、もう大興奮で吠えまくりよるんですわ。

    ゆず子:ワフワフ! (だって、いっぱいいっぱい、人がおったんやもん!)

    父ちゃん:そしたら、うちの嫁はんがな、「吠えちゃダメ!」って、雷が落ちたみたいに一喝したら、これがまたピタッと鳴き止みよったんや。お前、ほんまに嫁はんには頭上がらんやろ?

    ゆず子:クゥン… (だって、かあちゃん、こわいでしゅ…)

    父ちゃん:せやろ! わいにはいつも吠えまくるくせに! ほんま、ようできた犬やで、お前は。

    ゆず子:ワン! (父ちゃんは優しいから、ええんやで!)父ちゃん:…まあ、そない言うてくれるんなら、そないしとこか。

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    カートは口実? 嫁はんの秘めたる目的

    父ちゃん:で、気を取り直して、ペットショップを探し始めましてん。このアウトレット、広いこと広いこと! 昔来た記憶なんか、もうどこへやら。

    ゆず子:キョロキョロ… (どこやろな~?)

    父ちゃん:ほな、隣の嫁はんがな、バッグ見たり、洋服の店に入ったりして、全然ペットショップ探してる気配あらへんのや。

    ゆず子:ハッ! (かあちゃん、ルンルンやったでしゅ!)

    父ちゃん:わい、その時気づいたんや! 「これ、ペットカートは口実で、嫁はんの買い物も兼ねとるんちゃうか!?」って!

    ゆず子:ジト~… (父ちゃん、今頃気づいたんかいな?)

    父ちゃん:…しゃあないやろ! 男はそういうのに疎いんや! …結局、わいもえらい付き合わされたけどな。

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    フードコートでランチタイム!

    父ちゃん:昼になって、フードコートのテラス席で飯食いましてん。ここやったら、犬連れも多いから気兼ねなく飯が食えるちゅうもんで。お前も持ってきたジャーキー、うまそうに食うとったな。

    ゆず子:カリカリ… (ジャーキー、サイコーでしゅ!)

    父ちゃん:あないにうまそうに食うとるのを見たら、こっちまで幸せな気分になるわい。

    ゆず子:ぺろり (父ちゃんのハンバーガーも、ちょっと欲しかったでしゅ…)

    父ちゃん:あかんあかん! それはお前の分やない! …せやけど、こないして一緒に飯が食えるんは、ほんま、犬連れ旅行の醍醐味やな。

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    念願のカートデビュー!…のはずが?

    父ちゃん:腹も膨れて、店の探しもん再開や。午前中の興奮が嘘みたいに、ゆず子もすっかり落ち着いて、わいの足元をちゃんと歩いとる。

    ゆず子:フン! (ゆず子、おりこうさんでしゅ!)

    父ちゃん:しばらく歩いたら、やっと3軒のペットショップが並ぶエリアを発見! もちろん犬連れOKや。店に入ってな、ずらっと並んだカートの中から、手頃で使いやすそうなのを選びましてん。

    ゆず子:ワクワク! (いっぱいいっぱい、カートがあったでしゅ!)

    父ちゃん:で、いよいよゆず子のカートデビューや! 興味深そうにカートの中を覗き込むゆず子やったんやけど、いざ乗せようとしたら、「飛び降りるー!」ってな具合に暴れよる!

    ゆず子:キャイン! (だって、初めてやったんやもん!)

    父ちゃん:せやけど、リードで繋いどったおかげで、危うく落下を免れたんや。その一件で懲りたのか、その後は大人しくカートに乗ってくれてな。

    ゆず子:ふんぞり返り (ゆず子、おりこうさんでしゅ!)

    父ちゃん:すれ違う他の犬たちを横目に、「わいはカートに乗ってるんやで」とでも言いたげな顔してな。吠えもせんと、なんか誇らしげな顔しとったわ。

    ゆず子:フン! (人間になったみたいでしゅ!)父ちゃん:ほんま、お前は見てて飽きひんやつやで!

    ええ一日やったなぁ!

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    父ちゃん:広いアウトレットの中を歩き回って、さすがに足は棒になったけど、念願のペットカートも手に入ったし、ゆず子も人混みや他の犬に少しは慣れてくれたみたいやしな。

    ゆず子:くぅ~ん… (疲れたけど、楽しかったでしゅ…)

    父ちゃん:旅行の準備はまだ始まったばっかりやけど、この一日で得た満足感は大きいわい。これからのゆず子との旅行がますます楽しみになったで!

    ゆず子:ワン!(今度はこのカートに乗って、犬猿の仲良くする家族。どこへ行こうかなぁ!)

    父ちゃん:犬猿の仲良くする家族って使い方違うから。わしは猿か!(確かに猿顔ってよく言われる)

    ゆず子:ワン! (じゃあ猿も屋根から落ちる。)

    父ちゃん:屋根じゃあない、木じゃ。

    ゆず子:ワワン(んだば猿の滝登りでしゅ!)

    父ちゃん:それは鯉。猿は木登り。

    ゆず子:ワンワン!(父ちゃんそんな細かい事言うと、かあちゃんにいつかおいだされるよ)

    父ちゃん:あーそうかい結構ですなーこっちから出てったるわい。

    ゆず子:ワオン(さる顔は追わず!)

    父ちゃん:もうええわ!

    父ちゃん&ゆず子:ありがとうございました。

  • 佐久穂町のドッグラン 犬も人もご満悦~ゆず子と 年季中父ちゃんの小噺〜

    佐久穂町のドッグラン 犬も人もご満悦~ゆず子と 年季中父ちゃんの小噺〜

     (扇子をパンと叩き、顔を上げて)
     「えー、皆様、本日はようこそおいでなすった。ご機嫌ようさんでございます。さて、本日は、わたくしが4月に、うちのワンコ連れて出かけました、とある道の駅での出来事を、一席申し上げます。どうぞ、最後までお付き合い願います。」

     (一呼吸置いて)


     「わたくし、昔っからの夢がありましてね、それは犬を飼うこと、てなもんでございます。運良く、それが達成しますとワンコが一歳になる頃いっしょに旅に出てみたいと欲が出てまいりました。心配性の嫁の提案もあり、その前に家の外のことに慣れさせてあげたいと意見が一致。ちょうどええ具合に耳にしたんが、長野は八千穂高原の道の駅。なんでも、高原の空気が澄み渡って、心が洗われるような場所やて。地元の美味しいもんがずらりと並んで、ええもんも食べられる、ドッグランもあると聞いたら、これはもう、行くっきゃないでしょ?」

     (少し間を開けて) 

    「早速ワンコのゆず子を車に乗せて、いざ佐久穂町へ!道中、緑豊かな山々眺めて、ええ景色に心躍らせながら、やっとこさ着きましたで、道の駅。いやはや、なかなかの賑わいですわ。人はわんさかおるし、土産物はぎょうさん並んどるし、レストランからはええ匂いしてくるし。けど、わたくしの目当てはただ一つ。そう、ドッグランでございます。」

    「道の駅の駐車場右手に回りゃあ、でっかいドッグランの看板がおましたんや。そこには広々とした空間が広がってましてな、まるで秘密基地みたいやないか。入り口には、利用規約が丁寧に書いてありましてね、そこはちゃんと読んで、いざ、中へ。」 

    (声色を変え、少し弾んだ調子で)

     「おや、嬉しいことに、このドッグラン、気が利いとるがな。小型犬エリアと、全犬種エリアに分かれてるやないですか。わたくしのゆず子は、体は小さいし、心はほんまに臆病。普段から小さな犬にもワンワン吠えながら尻込みしてる性格やから、『全犬種エリアで、ひと暴れしたろか』なんて、夢のまた夢。安全第一ちゅうことで、小型犬エリアへと連れて行きましたわ。」

    ゆず子:「なぁ父ちゃん、私、あっち(全犬種エリア)行きたかったなぁ。大きいお兄ちゃんたちと、ごっつんこしたかったのに!」

    父ちゃん:「おいおい、ゆず子!お前、体ちっこいから油断すんなよ。あっち行ったら、お前がごっつんこされる番やで。父ちゃん、ヒヤヒヤもんでっせ!誰もいない時にしよな。」

    「と、まあ、こんな会話があったとか、なかったとか。さて、その小型犬エリアも、なかなかの広さでございます。、早速リード外したら、もう待てませんとばかりに、全身で喜びを表して、風のように駆け出していくやないですか!」

    (手振りも交え、犬の動きを表現する)

    「普段の散歩では、ちょこまか歩くだけでございますが、この時ばかりは、まるで弾丸みたいに、縦横無尽に走り回る。時にはぴたりと止まって、くんくんと地面の匂い嗅いだり、はたまた、くるりと跳ね上がってみたり。ああ、これこそが自由ちゅうもんでしょうか。見てるこっちも、ほんまに、清々しい気持ちになるんでございますわ。」

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    (少し笑いを誘うように)

    「しばらくしたら、同じく小型犬連れたご家族がいらっしゃいました。するとどうでしょう。そのご家族のワンコが、仲良くしよ、と近づいて来てくれましたが、うちのゆず子は例の如く逃げ出す始末。(父ちゃんがいけないんかな、普段、一人遊びばっかりさせてるから他のワンコを敬遠してしまうんかな、飼い主失格や。なんとかせなあかん。なんてことも考える父ちゃん。)

    飼い主さん同士はというと、犬ちゅう共通の話題があるから、すぐに打ち解けて、愛犬の様子や、日頃のいたずら話なんかに花が咲く。これもまた、ドッグランならではのええ縁ちゅうもんでございましょうな。」

    「全犬種エリアも体験しましたで。誰もいなくなった時を見計らって潜入。小型犬エリアとくらべると体感的には広さが倍以上?ある感じ。そこでも疾走するゆず子。父ちゃんは休憩や。」

    「ドッグランの中には、休憩用のベンチもありますねん。わたくしも、うちのワンコが元気に走り回る姿眺めながら、持ってきたおやつを少々つまんで、水分補給なんかしとったら、ゆったりとした時間過ごせましたわ。ああ、なんて贅沢なひとときか。」

    父ちゃん:「ゆず子、ちょっと休憩するか?ほら、水飲みや。父ちゃんはおやつをちょっとつまませてもらうな。」

    ゆず子:「ずるーい!父ちゃんばっかり!」

    (しんみりと)

    「ふと、気がついたら、あっという間に時間過ぎてましたわ。うちのワンコは、まだまだ遊び足りひんみたいやけど、泣く泣く、帰る時間ちゅうことになりまして、名残惜しそうにドッグランを後にしました。帰り道、車に乗せリード繋いだら、ゆず子はぐっすり眠って…ない。興奮して来る時より暴れてます。ほんまに、どこでそんな体力が湧いてくるんだか…まあ、元気で何よりやけどな。」精一杯遊ぶ姿見ることができて、喜ぶ父ちゃん。

    『ああ、今日、佐久穂まで足運んで、ほんまに良かった』と、心から思った次第でございます。」

    (再び扇子をパンと叩き、笑顔で)

    「八千穂高原の道の駅のドッグランは、自然の中で愛犬と安心して遊べる、ほんまにお勧めの場所でございます。小型犬と全犬種のエリアが分かれてるから、どんなワンコでも安心して遊べますし、他のワンコや飼い主さんとの交流も楽しめる。まさに、犬も人もご満悦。ドライブの途中に立ち寄るもよし、じっくり時間かけて訪れるもよし。次回はもうちょっと長い時間、この佐久穂の地で過ごしたいと、強く思っとります。」

    「さて、こうしてうちのワンコとの素敵な思い出がまた一つ増えたんでございますが、家に帰って、わたくし、ふと気づいたことがございましてな。」

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    (少し間を開け、顔をすっと上げて)

    「ドッグランで、わたくしのゆず子があれほど夢中で走り回ってたいうのに、家に帰っても、ゆず子はオモチャをくわえて遊ぼう、遊ぼうとおねだりやないですか!これにはわたくし、思わず、『おいおい、ドッグランで走り回って、エネルギー使い果たしたんちゃうんかい!家でまた暴れるかいっ!』と、心の中でツッコミ入れた次第でございます。」   

    ゆず子:「ねぇ父ちゃん、また連れて行ってくれる?今度はもっと長い時間いたいな!」ゆず子の瞳はキラキラと輝いております。父ちゃんも大きく頷いて、瞳をキラキラさせて、

    父ちゃん:「もちろん、また連れて行ってやるよ!でもな、ゆず子。一つだけ父ちゃんからお願いがある。」ゆず子、首をかしげ、

    ゆず子:「なあに?」

    父ちゃん:「次に道の駅八千穂に行く時は…道の駅のショップで売っとる、地元酒造の**『日本酒大吟醸』**、あれ、めっちゃ美味そうやったんや。ドッグランで遊び疲れて、完全に買い忘れたから、次回は絶対に買わせてくれ!」これにはゆず子、呆れてポカン。そして一言。

    ゆず子:「えー!何いってんの禁酒中でしょ!その腹なんとかせぇ!私のドッグランの思い出に、ありえないからねー!!」と、ゆず子。

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    (扇子を閉じ、高座を叩く)

    父ちゃん:「(独り言のように)ほんまに、どこでそんな言葉覚えたんだか…だんだん嫁はんに似てきとるわ。」

    ゆず子:「ふがー、ふがー…(いびき)」

    父ちゃん:「寝たふりかい!(小声で)でも、楽しかったんならよ                   かったな。」

    ゆず子:「(オモチャをくわえたまま寝言が始まる)

        ワンワン…(夢の中でも走っている様子)

        お酒はもう飲めません。」

    父ちゃん:え〜?

    (扇子をパンと叩き、締めの言葉)

    「おあとがよろしいようで。」